ドッグフードを購入されたお客様が、犬が尿道結石になり、動物病院で出された薬を餌に混ぜても食べないという話をされた。
「錠剤なら食べさせられるのに」というお話だったので、『猪苓湯』の錠剤を紹介した。
犬は雑食性だけど、玉葱やチョコレートなどのように案外と食べさせてはいけない物が少なくないから、薬についても注意が必要なんですけどね。
だから今回も、一応は獣医に相談してみるようお話はしてみたけど。
ただ、獣医さんで漢方薬に詳しい人が、どれだけいるかは不明(;´∀`)
『イブ』を求めて来店した、やや高齢のお客様。
アメリカに住んでいる家族から頼まれた物だそうな。
でも、『イブ』というだけで、どの種類かは分からないという。
主訴は頭痛で、『イブ』を指定してきたのは、その家族が知人から勧められたかららしい。
イブプロフェンであれば、アメリカのドラッグストアでも入手できると思うんだけど、どうして頼んできたのかも不明。
とりあえず、分かりやすく大きな文字で「頭痛薬」と書いてあり、『イブ』シリーズの中で新しい『イブクイック』を案内して、お買い上げ頂いた。
以前に、頻尿の相談で来店し『猪苓湯』を試して頂いたお客様が再訪。
『猪苓湯』では、あまり効果を感じられなかったそうで、その時に次の候補として挙げた『八味地黄丸』を購入された。
お話からは、冷えはそれほど強くなさそうだったから『八味地黄丸』を次点としたんだけど、見立てが甘かったか。
ただ、目のかすみについては聞いていたから、腎が弱っているとは考えられた訳で、『八味地黄丸』を先に試してもらえば良かったかも。
もし『八味地黄丸』でも効果が無かったら、次は『牛車腎気丸』かなぁ。
あんまり外し過ぎると、次は来てもらえないだろうけど(;´・ω・)
製薬会社勤務の頃、同僚に獣医がいて、俺は腕が短いから牛馬の妊娠触診が出来ないんだよ、でも、定年したら開業したいなんて言っていた。今頃ペットを診てるのかな。獣医師さんの管轄は厚労省ではなく、農水省です。動物薬も農水省ですね。一般の方が知らないのは当たり前ですが、ドラッグストアの方も知らないですね。でも、獣医さんが使ってるのは何故か人用医薬品です。常用量はさじ加減が現状ですね。漢方もいいと思いますが、やはり常用量がネックになっています。獣医師会とドラッグストアとの共同研究など将来あるかも。
ああ、そういえば動物の管轄は農水省ですね。
案外と、動物の相談も店頭であったりして困惑することが(;´・ω・)
漢方薬も、単純に体重だけでは適応量を決められませんしねぇ。
ペット用のサプリメントなんてあるくらいですから、ペット用の生薬配合の市販薬も欲しいところ。
もし販売されるとしたら、店員は別な資格試験を追加で受けることになるのかな?
動物薬を扱う場合、本当は管轄の畜産事務所に届ける義務があるのですが、ドラッグストアの場合、知らないか、無視して販売してますね。