やや高齢のお客様が訪れて、病院で処方されている薬について質問された。
現物を持参していたけれど、薬の説明書は捨ててしまったそうな。
そもそも、調剤してもらった薬局か、処方してもらった病院に問い合わせれば良いのにと思うものの、何か事情があるのだろうと受け入れなければ、勝手な判断で使用したり、あるいは使用をやめてしまったりという、さらに好ましくない事態になりかねない。
パッケージの隅に書いてある印字で、鎮痛薬の『セレコックス』と、胃薬の『レパミピド』だと分かった。
『セレコックス』と『ロキソニン』を比較した場合の違いを尋ねられたため、『ロキソニン』よりは副作用の心配が少ないですと説明したら、今度は胃薬と一緒に服用した方が良いのかと質問された。
うーん、胃粘膜を守るタイプの物は必要ですが、消化を促進するタイプでは駄目ですと答えてみたものの、質問の意図がどうにも読み取れない。
だからこそ、『レパミピド』が一緒に処方されている訳で。
飲み切った後に、市販の胃薬で済ませようと考えているのかしらん。
今回は、お話のみで帰っていかれた。
高校生が父親と来店して、フェルビナクのパップ剤を購入されるので、症状を尋ねたところ、突き指で昨日のことだという。
病院の受診の有無を尋ねると、行っていないそう。
父親は軽く考えているみたいだけれど、本人の方は症状が重い可能性も想定しているみたいだった。
筋のダメージも問題だし、剥離骨折の可能性も否定できない。
まずは悪い状態を考えておいて、後で肩透かしというのが一番。
父親が購入を希望するので販売はしたものの、受診するよう強く勧めた。
やや高齢のお客様が飛び込んできて、歯茎の痛みを訴えられた。
歯の無いところが痛むそうで、歯科医では『ロキソニン』が処方されているという。
でも、『ロキソニン』は副作用が怖いので使わないでおいているのだとか。
ううん、それでしたら処方された時に歯科医に相談しましょうよ(^_^;)
近日中に歯科医には行く予定だというので、一時しのぎに『生葉』を案内したけど、内服薬を希望されたため『バファリンプレミアム』を勧めて、お買い上げ頂いた。
あと、内服薬で『立効散』を処方してもらえないか歯科医に相談してみるよう、お話した。
『立効散』は『排膿散及湯』と並んで、歯科医さんには是非活用してもらいたい漢方薬なんだけど、認知度が低いようで残念。