専門職の知り合いを頼ると後で困ることも

 手荒れと足の付根のかぶれについて、お客様から相談を受けた。
 皮膚疾患は苦手分野なので、正直他の人にバトンタッチしたい。
 でも、私一人しかいない現実(;´・ω・)
 病院で塗り薬は処方されているらしいんだけど、内容は不明だとのこと。
 手については、その薬を塗っている間は改善するそうで、担当医からは足の付根にも使えると説明を受けて使ってみたら、かえって痒みが強まってしまったそうな。
 それは、担当医か調剤した薬剤師に相談してもらった方が……、私も楽だし。←マテ
 ただ、痒みが強まった後に、やはり一時的には良くなるというから、痒みが強まるというより、患部にしみるという事なのか。
 塗り薬が処方されているのなら、内服薬として漢方薬はどうかなと思ったら、アレルギー体質という話も出たため、患部がジュクジュクしているということと合わせて、『十味敗毒湯』を紹介してみた。
 保険の適応薬ですから、担当医に相談して処方してもらうのが良いのではないかと。
 そう勧めたら、担当医は親類のようで、相談しにくい様子。
 ああ、最初の相談はしやすくても、何か問題が起きると、かえって言い出しにくくなったりしますね。
 だから、うちに相談にみえたのか。
 迷惑な……(゜゜☆\(–メ)ポカッ
 お話を訊いているうちに、最初に確認しておくべきだった事として、薬を患部に塗った後に、特に保護していなくて服と擦れているみたいだと分かった。
 ありゃ、それは改善の妨げになっているかもしれません。
 そんな訳で、患部をガーゼなどで覆うことと、病院の変更も検討するようにお話した。
 なんにしても、使っている薬が分からないと、安易に薬を売れないし。

 やや高齢のお客様が『スマイル40プレミアム』をレジに持ってきて、仕事でパソコンを使っていての眼精疲労に適応するか尋ねられたので、効果は期待できますと答えた。
 ついでに、『ナボリンS』などの内服薬を併用することを勧めたところ、サプリメントで『ブルーベリー』を摂っているとのことだった。
 それでしたら、眼の材料を運ぶ血流を良くするとされる『アスタキサンチン』もお勧めですと紹介した。
 今日のところは、同時購入にはつながらず。
 営業は苦手なのです(;´∀`)
 あっ、上半身の疲労には下半身の血行改善も効果がありますので、半身浴をお試し下さいなと、お勧めしておいた。

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