やや高齢のお客様から、胃痛と胃もたれの相談を受けた。
以前はならなかったのに、最近になって起きるようになったらしい。
でも、血圧の薬や腰痛の薬の他に、その薬から胃を守るための胃薬も病院から処方されているというのに、お薬手帳も現物も家に置いてきたそうな。
うちの母親なら、小一時間ばかり説教してやるのに(`・ω・´)
担当医に相談するよう勧めたうえで、『大正漢方胃腸薬』を紹介した。
これなら、『安中散』と『芍薬甘草湯』で、大抵の薬とぶつかることは無いから。
ただ、それで安心して自己判断で使われても困るけど。
他に、オムツかぶれの相談を受け、『フェミニーナ軟膏』を風呂上がりに、毎日塗っているとのことだった。
痒み止めを毎日使っていても改善しないと思われるため、毎日のケアにと『桃の葉ローション』を案内して、痒みが強い時だけ『フェミニーナ軟膏』を使うよう勧めた。
『桃の葉ローション』と『大正漢方胃腸薬』をお買い上げ頂いたけど、心配なので『大正漢方胃腸薬』を使ったことを、ちゃんと担当医に報告するよう、お話した。
お客様が『バファリンルナi』を、他の鎮痛薬と比べてから購入されたので、同じバファリンの名前が付いていても、『バファリンA』とは成分が違うことを説明した。
すると、成人の娘さんが中学生の頃からずっと生理が重いという、お話だった。
ううん、痛いのが当たり前ということに慣れてしまうと、将来的に重大な病気を「いつものこと」と思って見逃してしまう可能性がある。
うちの奥さんなんか、それで結局は子宮筋腫が大きくなるまで気づかず、子宮を摘出することになってしまった。
次郎を妊娠した時には、当初は「双子かも」と診断されて、調べたら実は筋腫に胎児が圧迫していて流産する危険に晒されたうえ、筋腫がさらに大きくなるのが先が次郎が生まれるのが先かという事態にまでなり、結局は次郎ごと子宮を取り出すことに。
そこまでは話さなかったけど、生理痛で痛みが強いのは出血により局所的な栄養不足が起きていたりして、それが別な病気の発症に繋がることがあるため、体質改善の治療を勧めた。
生理で起きている実際の症状が不明なため、『当帰芍薬散』と『桂枝茯苓丸』を案内しつつ、近くの漢方薬に詳しい病院を紹介した。
生理が重いというのは解りませんが、早く来る、遅く来るである程度の体質が分かります。血液が薄いか、濃いかもそうですね。