以前に咳止めとして『五虎湯』を購入されたお客様が再訪し、夜中の咳は治まったものの、話をしようとすると咳き込むと相談された。
なので、前回にも案内した体内の乾燥による咳に用いる『麦門冬湯』を使って頂くことに。
ただ、煙草を吸われるので、『麦門冬湯』で改善しない場合は、『ダスモック』(清肺湯)への切り替えを、お話しておいた。
ご主人の代理で、疲労回復の栄養剤を求めてお客様が来店。
ご主人は喘息の持病があるそうなので、咳止めの成分が入っている『新ヒストミンゴールド液』を案内して、お買い上げ頂いた。
紛らわしいことに、名前が似ている『ヒストミンゴールド液』は成分が別物。
メーカーとしては、ブランド名を浸透させたいんだろうけど、お客様からしたら内容違いを認識するのは難しい訳で、こういう混乱を招く売り方は、やめてもらいたい。
普段、製薬会社の陰謀云々を喧伝している人たちは、こういう点こそ非難するべきだろうに、何故かしないんだよね。
栄養剤の次点として、『ハイクタンD』も紹介してみたけど、原料の鹿茸チンキと午黄チンキがピンと来ないみたいだった。
ううん、過度な説明ができないからねぇ。
午黄なんて、それこそ特権階級の人たちしか入手できない代物だったんだけど、分からないと有難味も無いか。
おっと、話が逸れた。
ご主人は、喘息に吸入器が処方されているそうで、やはり喘息に苦しんだ私としては、『半夏厚朴湯』を紹介しない訳にはいかない。
一緒に、『柴朴湯』(小柴胡湯+半夏厚朴湯)を紹介して、担当医に処方してもらえないか、相談してみるよう勧めた。
今でこそ吸入器の注意書きには、「まれに心臓が停止することがあります」なんて物騒な文言は入らなくなったけれど、子供の頃にはそれを読んで、心がプチ修羅場だったから。
すると、テレビで見たという小林製薬の咳止めについて質問された。
どうやら『ダスモック』(清肺湯)のことのようで、適応するのは「痰が多く出る咳」で、「タバコなどの異物を吸い込んで起きる、気管支の炎症止めと汚れの除去」ですと説明した。
そこで初めて、ご主人が煙草を吸うと分かった。
喘息の人が、わざわざ煙草を吸ったりしないだろうと先入観で捉えてて、質問を怠ってしまった。
まぁ、私だって喘息持ちなのにパイプをふかすからねぇ( ´Д`)y─┛~
子供の頃には、猫アレルギーって診断されてるのに猫を飼っ抱いて寝てたし。
今考えると、命知らず過ぎるぞ、子供の自分………。
ひとまず、『新ヒストミンゴールド液』で様子を見るということに決まったため、症状が良くも悪くも変化したら知らせて下さいとお願いした。
自分はヘビースモーカーなので自室(喫煙室)です。おすすめ出来ませんが味・香りでその日の体調がわかります。友人に富山医科薬科大学の人がいて、毎年ネパールに薬草採取に行きますがスタッフで高山病にかかるのはタバコを吸わない人みたいですね。なんとなく解りますがこの時代タバコの利点などを説くと非国民ですね。ただ、タバコの利水作用は無視できませんね。いろいろな応用が可能です。非喫煙者には薬として作用します。一服の意味です。
なるほど、利水作用がありましたかφ(..)
まぁ、おすすめは出来ませんが………。
煙草は、ゆっくり吸うのとスパスパ吸うのでも、効果が違うそうで。
ゆっくり吸うとリラックスして、スパスパ吸うと一時的に思考しやすくなるとか。
追伸
お客様には使えませんが、おりものの多い女性で、非喫煙者の場合、一日三回食後のタバコで著効が見られました。
あくまでも話題として。