喉の薬の棚をずっと見ているお客様がいたので声を掛けてみたけれど、断られてしまった。
まぁ、これはいつもの事。
パッケージの何を見比べているのは相変わらず、謎のままなんですが。
それが分かるようになれば、また別なアプローチができるのになぁと思う。
実のところ、医薬品の棚にお客様がいると、品出しも検品も期限チェックも集中して出来ず、トイレにも行けないというコチラの事情もある(;´∀`)
今回のお客様、やはり何度も喉の薬を手にしては棚に戻して迷っているようだったため、もう一度声を掛けて案内を申し出た。
家族の代理で、主訴は喉の痛みだけようだったため、液剤の『桔梗湯』、錠剤の『ペラックT』、顆粒の『駆風解毒湯』を紹介したところ、仕事で決まった時間に服用できないと相談された。
であれば、決まった時間に継続するのが効果的な現代薬より、食感に服用する漢方薬の方が、なおさら向いている。
そうお話して、同じ喉の痛みの効能の中で、効果の範囲が広い『駆風解毒湯』を勧めると、お買い上げ頂けた。
そして、喉の痛み改善のために下半身を温めるようお話してみたのだけれど、ご本人は風呂に入るのも、寝る時に厚着をするのも、暑がりで嫌がるそうな。
ありゃん、それこそ体内の熱が偏っている証拠だろう。
喉の痛みとも、関係があるように思える。
でもこれ以上は、ご本人相手でなければ難しいと判断して断念。
大学生の息子さんが、授業中の咳を止めたいとのことで親が来店。
いや、息子に愛情を感じられない私としては、息子さんのためにという親が羨ましくもあるんですが。
さすがに、本人が来てくれないと困る……。
体質とか、咳の出方とか、訊きたいことがあるから。
授業中というから、眠くなりにくい『麦門冬湯』を案内してみたけれど、ご本人は粉が苦手とのこと。
ううむ、だからこそ本人と話をしたいんだけどな。
親が、「子供は××が苦手」と言っていても、たまに本人が同伴していたり後から来店されてお話をすると、そんなことは無かったりするので。
今回は、ご主人が『ブロン液』ばかり利用しているそうで、その繋がりで『ブロン錠』を選択された。
そういう決め方って、アリなのか(^_^;)
一応、多用による依存性については理解しているとも言っていたけれど。
家族の代理で低刺激のシャンプーを探していると、お客様から相談を受けた。
ご本人は抗癌剤治療をしているそうで、『ミノン全身シャンプー』と『ベビーソープ』を案内した。
本日のところは、相談のみ。
私の母も抗癌剤治療中は、髪が大量に抜けるというのもあって、『ミノン全身シャンプー』を使っていた。
治療中は、吐き気と目眩が大変で、出かけた先で倒れることもしばしば。
今は、友達と温泉旅行を楽しむくらいに回復しているけど。
以前からアレルギーの相談などで来店しているお客様から、今回は眼精疲労とのことで、『新キューピーコーワi』と『ナボリンS』の比較を質問された。
むー、この手の質問は迷うところだけれど、お客様は外見上から栄養不足が見て取れるため、葉酸を含んでいる『ナボリンS』の方を勧めた。
また、吐き気がするというお話があったため、『柴胡桂枝湯』を案内してみると、病院で胃腸薬を処方されているとのお話。 ただ、その胃腸薬は、鎮痛剤の補助として処方されているらしい。
なのに、その鎮静剤の内容は不明。
お薬手帳を、持ち歩きましょうね。
前にも言ったはずですが(^_^;)
他に、肩こりがあり、温めたら駄目だったというので、『治肩背拘急方』の『コリッシュ』を紹介し、内容的には胃薬と同じことを説明したら、『ナボリンS』と一緒に購入された。
あとで、ちゃんと担当医に服用したことを報告して下さいな。
添付書の成分の部分を、お薬手帳に貼って。
お客様から、悪寒か外気の寒さのせいか区別がつかないと相談された。
主観的なものでもあるから、相談されても難しくて判断しかねる。
いつも日記では、「相談して」と言ってるくせにネー(*´・ω・)(・ω・`*)
風邪でない時に風邪薬を服用すると、かえって疲れたりするから、風邪の予想が外れても栄養剤になり、上半身を温める『葛根湯』を勧めたところ、液剤を希望されたため、ドリンクタイプをお買い上げ頂いた。
ただ、粉のタイプの方が持ち歩きやすく、出先で早め早めに飲むことで、風邪を発言させないまま治せることもあるという利点はお話しておいた。
どうしても質問したくなるような誘導POPの言葉がいろいろ有るのですが、マニュアルで禁じられているみたいで、残念ですね。解禁されればお客様の為にも、お店の為にもなりますが。
ご参考のために。
・湿布薬やめられます
・こじれた風邪はお薬がちがいます
・胃腸にきた風邪クスリあります
・癖にならない便秘薬あります
・自前のホルモンを活性させます
薬事法には触れません