やや高齢のお客様が、肘のサポーターを求めて来店した。
ご主人が使うそうなのだけれど、適応するサイズが分からず、私の肘周りのサイズを元に『バンテリンサポーターひじ用大きめ』を購入して頂くことになった。
ただ、ご主人は半身が麻痺していて、今回サポーターを求めたのは、肘の痛みを訴えているからとのこと。
念のため、動かさなくても痛むのか確認するよう、お話した。
動かさなくても痛むようだと、血行不良が原因とも考えられるので。
内科医の往診はあるらしく、その医師には「科が違うから」と、話していないそうな。
いえいえ、科が違っても起きている症状については、どんどん伝えた方が良いですよ。
よほどボンクラな医師でなければ、自分の領分でない相談でも応じて、適切な病院を紹介してもらえるはずです。
………してくれるよね(;・∀・)?
もし対応してもらえないようでしたら、改めて相談して下さい。
ブルーベリーのサプリメントを求めて来店したお客様に、DHCと小林製薬の物を案内した。
パソコンの使用による疲れ目というお話だったから、血流改善に良いとされている『アスタキサンチン』も紹介してみた。
そして、お会計をしながら『ナボリンS』も眼精疲労の候補に挙げたところ、その時になって初めて、緑内障を患っているというお話が出た。
ズゲッΣ(・∀・|||)!!
詳しくお話を訊くと、どうやら緑内障だから薬を避けてサプリメントをと考えているらしい。
いや、まぁ、ブルーベリーは大丈夫でしょうが、「サプリメントだから大丈夫」と考えていると、思わぬ事故もありえます。
ネットの相談掲示板でも、平気で「植物性で化学物質ではありませんので、飲み併せても問題ありません。」とかテキトーな答えを書き込んでるのを見掛けますが、大変危険です。
『ナボリンS』も、大丈夫っちゃ大丈夫だけど。
担当医にも、相談するようにして下さいな。
漢方薬では、『苓桂朮甘湯』や『五苓散』などの水分代謝を調整してくれる物が、緑内障の治療に使えるけど、今回は黙っておいた。
「サプリメントだから大丈夫」という考え方が、「漢方薬だから副作用が無い」にスライドされても困るので。
成人の娘さんの咳の相談で、お客様が来店。
まだ病院が営業開始していないせいか、なんだか忙しいぞ。
今回は、風邪をひいた後に咳が残ったという話だったけど、詳しく症状の経過を訊いてみると、鼻水はあったものの発熱などは無かったそう。
ううむ、判断に迷うなぁ。
寒さもあるし、忘年会やら新年会やらで胃を悪くしてということも考えられる。
咳は体内が乾燥してるからかもしれず、胃を悪くしている可能性もお話してみたところ、2日ほど前に唇の周りが荒れていたという答えが。
それだーm9(゚д゚)っ!!
胃の症状は、たいてい口に現れる。
謎が溶けたので、胃を治して咳を鎮める『麦門冬湯』を勧めて、お買い上げ頂いた。
娘さんは、お風呂が長めだそうだから、それは続けて下さいと伝え、しばらくは根菜でお腹に優しいメニューを組み食事を摂らせるよう提案した。