2歳児の咳と痰の相談を、お客様から受けた。
発熱は無く、夜に咳が強くなるとのこと。
『キッズバファリンかぜシロップ』ではどうかと尋ねられたけど、発熱がない時に解熱剤入りを使うと、かえって疲労させてしまうため避けるように説明して、『キッズバファリンせき止め』を勧めた。
また、粉をお湯に溶いて飲ませられるようなら、『五虎湯』や『麦門冬湯』が適応しますと紹介した。
今回は、『キッズバファリンせき止め』を購入。
それと、本人は食欲はあるというお話だったけど、頭が欲しがっていても胃は弱っているはずなので、甘い物を与えて満腹感を感じさせ、量を食べさせないようにとお話した。
友人が二日酔いとのことで、「二日酔いに良く効く物を」と要望されたため『五苓黄解』を案内した。
しかし症状を確認してみると、飲んだのは昨夜で、その後に嘔吐し、それがまだ続いていて頭痛もあるというので、『柴胡桂枝湯』の方を勧めた。
下痢があれば『胃苓湯』をとも思ったけど、それは無いとのことだった。
お客様自身は漢方薬に興味を示したものの、本人は顆粒も液剤も飲めず、錠剤を希望しているらしかった。
液剤も飲めないというのは、私が知る限りでは珍しいパターンで困った。
また、本人としては主訴は頭痛としているらしく、そのため二日酔いの薬より鎮痛薬へと要望が変わった。
ううむ、鎮痛薬は胃に負担を掛けがちだから、今は避けてもらいたいんだがなぁ。
一応は、そう説明して『バファリンプレミアム』を案内して、購入して頂いた。
しもやけの相談でいらしたお客様に、血行を良くする物として『ヒビエイド』を案内したところ、隣の『ヒビケア』を購入された。
まぁ、同じ内容なので全く問題無し。
おそらく、『ヒビケア』のパッケージの方が説明書きが分かりやすかったのだろう。
あと、しもやけを防ぐには、指先を温めて血流を良くすることが重要なので、お風呂に入る時には湯船にちゃんと手を入れたり、シャワーは指先に重点的に浴びるようお話した。
特にシャワーの器具を手に持つ人は、手にシャワーを浴びることが案外と無いので注意が必要。
頭や体を洗う時にも、手を動かしてるから、じっくりと指先に浴びるということが、やっぱり無かったりする。
また、内服薬として『当帰四逆加呉茱萸生姜湯』を紹介した。