昨日、昼食後に腹痛と下痢をしたと来店し、『大正漢方胃腸薬』を購入して頂いたお客様が再訪。
ひとまず効いたらしいのだけれど、良くなったと思って食べたら、またお腹を壊してしまったそう。
それも、どうやらここのところ、同じことを繰り返しているという。
ありゃん、それは昨日には聞き出していなかった話(;´・ω・)
反省して、今度はもう少し詳しく聞いてみると、胃の不調は以前からでストレスが思い当たるらしい。
ということは、食欲は脳が感じるだけで胃の機能は低下したままですから、良くなったと思っても消化しやすい食事をしばらく継続するように勧め、『安中散』に外部からのストレスを軽減する『四逆散』を加えた『爽和』を紹介し、お買い上げ頂いた。
自分で鬱々と悩んでしまう場合のストレスには、『リフレライフ』(安中散加茯苓)の方が適応することも説明して。
昨日は『大正漢方胃腸薬』も買って頂いたから、無駄な買い物をさせてしまった……。
痛みが強かったら、『芍薬甘草湯』の入った『大正漢方胃腸薬』が向いていたとも言えるけど。
どちらにしてもヒアリングが足りなかったのは事実で、ショボーン(´・ω・`)
やや高齢の父親から『コンドロイチン』を頼まれたとのことで、成人のお客様が来店。
父親は膝の痛みを訴えているそうだけど、病院で検査を受けたことは無いという。
とりあえずコンドロイチン製剤をひと通り案内したうえで、膝の痛みが軟骨の減りなどではない可能性もあることをお話して、冷えと水分代謝の不良に使う『桂枝加苓朮附湯』と、血行不良による神経痛に用いる『疎経活血湯』を紹介した。
また、骨の異常が明確ではないため、サプリメントという選択も提案した。
父親とは同居している訳ではなく、たまにしか会わないという事だったので、できれば膝が痛む時の条件を聞き出しておくことと、病院で検査を一度はするよう話してみることを勧めた。
それと、今回案内した商品を父親に検討してもらう役に立てばど、スマホで写真を撮るよう提案した。
各商品の写真を撮り、今回は『ビタミネンアクティブ』を購入された。
『ルルアタックFX』をレジに持ってきたお客様に症状を尋ねてみたら、3日前から発熱し、一時は38度にまでなったという。
そして今の症状はというと、微熱に落ち着いた一方、胃の具合が悪く食欲が落ちているそうな。
あうっ、それでは胃に負担のかかる麻黄が入っている『ルルアタックFX』は不適当です(;´∀`)
そういう事であれば、やっぱり自分で選ばないで相談してもらいたいところ。
どうしたら、相談してもらえるようになるのかなぁ……。
手軽に買えるという事は、手軽に選べる事とはイコールじゃなくて、むしろ手軽に買える分だけ、自分で選ぶのが難しいって事なんだけれど。
いわば個人個人が勉強する手間を代行するのが私たち販売員な訳で、そういう面倒なことは任せて下さいな♪
とにかく、食欲が落ちているのは風邪が胃腸炎に移行していると考えられることを説明して、風邪の後期に用いる『柴胡桂枝湯』を案内し、お買い上げ頂いた。