お客様から肩こりの薬で、テレビで見た塗り薬をと要望された。
でも、名前は覚えていないそう(;´・ω・)
「ニオイがしない」というのを手掛かりに、『ゼノールエクサムSX』と『ハリックスほぐリラロールオン』を案内したところ、後者だった模様。
いわゆる「湿布のニオイ」と思われている物は、サリチル酸系の匂いであることを説明すると、職場に『アンメルツヨコヨコA』があるそうで、一緒に併用して良いか尋ねられた。
問題はありませんが、鎮痛効果は一段下だから無意味だと思われ。
それと、『アンメルツゴールドEX』も『アンメルツヨコヨコA』と同じ物と考えているようだったため、成分が違うことと一緒に説明した。
あっ、そうそう、内服薬として『独活葛根湯』を紹介してみたら、自宅に『葛根湯』なら有るというので、試してみるよう勧めた。
案外と、『葛根湯』の効能書きに「肩こり」と書いてあるのは知られてないようで。
以前に咳止めに『麦門冬湯』を案内して使って頂いたお客様が『浅田飴クール』を購入されるので、その後の経過を尋ねてみたら、効いていない訳ではないものの、今ひとつ痰が切れにくいという。
ありゃん、適応を外したか……(・_・;)
ただ、それで『龍角散』というのは悩ましいところ。
乾燥を取る『麦門冬』に無い効能は患部を冷やすことである一方、『龍角散』は冷やしはするが乾燥の面倒を見てくれない。
これは、冷やしつつ乾燥を取り除く『ダスモック』(清肺湯)出番ではないかと思い提案すると、『龍角散』と一緒に購入して頂けた。
そして、前回に効き出しそびれていたお話として、耳鼻科に通院して内服薬を処方され、咳が出るようになったのは、その薬を服用してからだと分かった。
薬の内容は不明だったけど、もしかすると体内の乾燥の原因かもしれない。
またも、ヒアリング不足σ(^◇^;)。
適応症ってホントは邪魔なんですよね。
まぁ、書いてないと困るんですけどね(^_^;)
でも漢方薬の場合、箱にデカデカと適応症が書いてあると、「××じゃないんでけど」とか「○○にはならない」と言われて困ることが度々……。