『ノーシンピュア』を求めて来店したお客様に、用途を尋ねてみたら、以前に頭痛で『ロキソニン』を服用して合わず、『ノーシンピュア』が良い感じがしたからとのこと。
使った薬を、ブランド名じゃなくてちゃんと覚えているのに感心した。
お気に入りなら、そうでなくっちゃ(・∀・)
「いつも使ってる」と言いつつ覚えていないのは、結局は自分の体を大事にしていないのと同じ。
ただ、今回のお客様は詳しく症状を確認してみると、生理痛と連動している頭痛で、孫悟空の頭の輪っか『緊箍児(きんこじ)』に締めつけられるような痛みというお話だったため、『当帰芍薬散』を紹介したところ、『ノーシンピュア』をやめて購入された。
婦人科検診を一度も受けたことが無いそうなので、受けてみるよう勧めた。
『肝生』を探してお客様が来店されたけど、置いていないことをお詫びしたうえで、効能に「肝臓疾患」と明記してある『ネオレバルミン』を紹介した。
実際に肝臓疾患で治療を受けているというのでなければ、『肝生』である必要も無いだろうし。
今回のお客様も、具体的に肝機能の低下がある訳ではなく、飲み会が続いていて、胃もたれと胃痛が少しあるというお話だったため、『大正漢方胃腸薬』の方を勧めた。
また、『肝生』は処方内容からして、やや高齢者向けと考えられ、三十代とみられるお客様には不要でしょうと付け加えた。
ただ今回は、お客様の要望により『ネオレバルミン』を購入された。
ちなみにお客様のお話では、某大手のドラッグストアーで山積みだったというお話。
たぶん、その特定の店舗だけの話だと思う(笑)
うちのお店も、系列店で漢方薬が多いのは例外のはず。
管理者手当も付かずに管理者をやらされてるんだもの、手持ちの武器は自分が使いやすい物で揃えさせてもらいます(・o・)ノ
でも、あると使えそうだと思い、『肝生』を発注してみた。
一年以内に売れてもらいたい。
多店舗展開のドラッグストアの命はマニュアルですからね。辛いところですね。没個性を求められます。お客様の利益にはならないのですが。
最近、漢方薬を求めて来店するお客様がチラホラと増えたように気もします(^o^)
どこで聞きつけてきたのか、「他のお店に無いから」と。