以前に病院でドライアイと診断され、処方された薬が良かったから同じ物をと、お客様から注文された。
でも、処方された薬の内容は覚えていないうえ、説明書も無いという。
超能力者じゃないから、その薬を当てるのは無理ですよう(^_^;)
「小さい容器に入ってたのよ」
たいていの目薬は、小さい容器に入ってると思います……。
そして断言しますが、きっと液体です(`・ω・´)キリッ
お薬手帳も作ってないそうなので、調剤してもらった薬局で作るよう勧めたうえで、『新・なみだロートドライアイ』を試して頂くことになった。
そうそう、この目薬の成分表示の部分は取っておいて下さいね。
よくあるのは、「今度はコッチを試してみよう」と手にした物が、同じ成分だったというパターンなので。
花粉症で鼻炎だというお客様から、「鼻にスプレーするタイプで、薬じゃない物を」と注文されてキョトン( ゚д゚)
ああ、ドラッグストアーは薬屋という訳じゃないんだった。
普段、薬のことを勉強してるんで、つい薬以外の存在が頭から抜けてしまう。
ええと、何か鼻にスプレーするタイプの物があるんですね。
と思い直して探してみたけど、『クリスタルヴェール』や『花粉鼻でブロック』くらいしか見当がつかない。
鼻にスプレーって、なんだろう?
仕方が無いので、お客様に「勉強不足で申し訳ありません。どのような物でしょう?」と尋ねてみた。
すると、「薬じゃない物」というのは、以前に市販の風邪薬で目眩と吐き気がして、病院で「鼻にスプレーする物」を「処方された」そうな。
って、それは点鼻薬じゃないですかーΣ(´∀`;)!!
どうやら、点鼻薬は「薬じゃない」と思っていた模様。
しかし、そんな大変な目に遭った風邪薬の内容は覚えておらず、処方された点鼻薬もなんだったか分からないという。
「神様……、ボクたちはなんて無力なんだ……」(タチコマ風に)
この『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man(笑い男事件)』は、159分で長い作品だけど見応えがあって面白かった。
一部ネタバレしてしまうと、厚生労働省が薬害事件を隠蔽するために、証拠を持ってるNPOの事務所を武装したマトリ(麻薬捜査官)に襲撃させたり、証人になりそうな医師を暗殺したりで、スリルとサスペンスが半端ない(;゚∀゚)=3
次郎も、小1の頃から繰り返し見てるんで、内容は理解している模様。
もっとも、次郎のお目当ては『タチコマ』と呼ばれる思考戦車の方だけど。
昨年のクリスマスプレゼントに、サンタさんからのプレゼントとは別に、おねだりされた。
痛い出費だった。
………話が逸れた。
お薬手帳は紛失してしまい、引越してきたばかりで通院していた病院は引越し前の地方なため連絡先が分からず、問い合わせるのは難しいようだ。
診察券も残ってないのか……orz
いずれにしても、点鼻薬は粘膜から薬剤が吸収されるため、口から飲む薬より体に影響が現れやすく、市販の風邪薬は複数の成分が入っていて、何が副作用に繋がったのかが不明とあっては、鼻炎薬も勧めにくい。
漢方薬の候補として『小青龍湯』と『葛根湯加川きゅう辛夷』が考えられるものの、漢方薬だって安全とは言い切れない。
一応は紹介してみると漢方薬に興味は持たれたので、いっそ引越してきたばかりですし、近くの病院を訪ねておくのはいかがでしょうと提案した。
通う病院は、早めに見つけておいた方が安心ですから。
という訳で、漢方に詳しい近くの診療所を紹介した。
上記のお客様に診療所を紹介したら、次に待っていたお客様からも、その診療所を知りたいと要望された。
そして、症状については相談されず『防已黄耆湯』を購入された。
一応は以前から使っているそうなんだけど、詳しい用途は聞き出せなかった。
まぁ、何か漢方薬のことで相談したいことがありましたら、その診療所に行ってみて下さいと伝えた。
もちろん私もお受けしますが、日々、自信を喪失することが多いのでσ(^◇^;)。